日本におけるインテリアデザインは、住宅事情を反映してか、諸外国と比べ遅れを取っていたのが現状です。
ただし、暮らし再考の風潮を受け、昨今はインテリアが見直されつつあります。
そこで、2016年から始動する「World Interiors Week 2016 in JAPAN」を契機に、インテリアデザインが社会、文化、私たちの将来の生活環境に果たす役割について、積極的に生活者とともに考える機会を設けたいと考えました。
公益社団法人日本インテリアデザイナー協会(理事長:喜多俊之、略称:JID)と公益財団法人日本デザイン振興会(会長:川上元美、略称:JDP)は、2016年5月下旬にインテリアデザインの振興を目的に「World Interiors Week 2016 in JAPAN」を共同で開催します。
The International Federation of Interior Architects/Designers(略称:IFI/ 国際インテリアアーキテクト/デザイナー団体連合)が推奨しているIFI「World Interiors Day」を受けて、IFIのメンバーであるJIDとJDPは、この活動を支援するとともに日本ではさらに拡張させ毎年最終土曜日を含めた1週間を「World Interiors Week 2016 in JAPAN」と称し広範囲な運動を展開します。
「World Interiors Week 2016 in JAPAN」の会期は5月23日〜5月29日、東京ミッドタウン・デザインハブを主会場とし、 2016年IFI世界共有テーマの「INTERIORS INTELLIGENSE 」を掲げて全国規模で展開するイベントです。
シンポジュームやセミナー、企画展、交流会などを国内各地の自治体や、メーカー、デザイナー、教育機関などと連携して実施するもので、インテリアデザインや、住宅産業の活性化を目的として開催します。